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一炊之夢

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今年も稲穂が頭を垂れた。

昔から、米をつくるには八十八の手間がかかるとも、米一粒汗一粒とも言われた。
農業をかじった身としては、お米を実らせるための途轍もない時間と苦労を、改めて思う。

一方で「一炊之夢(いっすいのゆめ)」という言葉もある。
(一炊とは元々は粟(あわ)を炊く意)
唐代、立身出世を願うある青年が、ある町で出世が叶うという枕を借りて寝た。
すると、よい妻を娶ったうえ、栄耀栄華を極める夢を見たが、夢から醒めるとまだ粟すら炊き上がっていない短い時間であった、という物語から。

人生は儚く、人の世の栄華は束の間、という事だ。
さりとて、栄華があった人は、まだ良い。
枕を探しに行く旅に出るべきだと思う。

一炊之夢


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